美味しい記憶の記録ブログ

アラサーによる飲食店の開拓記録です

【ベーカリー@あざみ野】Backerei 徳多朗

2022年で初めて暖かさを感じた日、朝からサイクリングをしてパン屋さんでパンを買い、公園で食べるという最高の朝活をしました。

それはもう春が来たことを実感した朝でした。

 

 

前々からチェックしていたお店で、なかなかの遠さもなんのその。

美味しいもののためならどこへでも。

 

◆Backerei 徳多朗@あざみ野

 

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横浜市青葉区にある高級住宅街を横切る国道13号線沿いに朝から賑わうパン屋さんがあります。

どのくらいの賑わいかというと、10台弱停められる駐車場が埋まり、交通整理の方が並んでいる車を誘導しています(At 7:30 AM)

 

20分ほど並んで店内に入り、ショーケースに並んだ焼き立てパンと対面した時の興奮、伝わりますか?

注文の順番が来るまでにキラキラしたパンたちからあらかじめ選んでおかなければなりません。

パンが好きな人なら恐らく大変でしょう。

 

心の声「これは決まり、あれも美味しそ〜(×5個)、いやー決まらない・・・」

 店員さん ○○パン焼きたてでーす』

ハイな心の声「嘘ーーーこれは選べん!!」(次が自分の順番)

 自分の前のお客さん『XX5個と・・・』

ざわつく心の声『嘘ーーーーー目の前で売り切れたーーー!!』

 

こんな感じで、わざわざiPhoneのメモまで取り出してあくせくした結果買ったのがこちら。

 

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中央下から時計回りに

・コーンパン

・カレーパン

・レーズンおやき

しらすのフォカッチャ

・徳多朗メロンパン

です。

 

思い出しただけで美味しかった記憶が蘇る〜!

 

まだ温かい良い香りのパンを食べる幸せ。

それは想像しやすいけど、実際やると想像の5倍幸福を味わえる。

 

 

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朝、お腹を空かせて辿り着くあの一口は、夜のそれとは全く感覚が違う気がする。

ただワークアウトしてプロテインを飲むのではない、これが私の朝活だ。

 

 

 

 

先日友人に「体力あるよね」と言われました。

自分の時間をフル活用する気力がある、という意味のようです。

たしかに、否定しないかな。

ただなんとなく、その言葉の裏には「みんながそうじゃないけどね」という意味も含まれていたような気がしました。

30歳を目前に、皆それぞれライフイベントを経て違う方向を向いていて、それに使う労力も異なることを諭された感じがして、若干寂しい気持ちになったかな。

 

でもよく考えてみたらそんなこと当たり前だった。

好きのベクトルと熱量が同じ人なんて一握りですよね。

美味しいお店教えてー!と言うくせに実際教えても行かない(どころか基本的にその時の話題の一つであって覚えておこうともしない)人が多いのは分かっていること。

自分だってオススメの何かを教えてもらっても家に帰ってYoutubeで検索することは稀。

 

 

「まあ、それでいいじゃないか。お前の好きにはついてけないけど、良いと思うよ」

こう解釈したら飲み込めそうだ。

好きを強要したり、相手に過度に期待したり、そんなことはもうしない年齢なんだ。

 

 

人生は選択の連続で、たまに他人の選択と交わることがある。

それをちゃんと頭にも心にも刻んで実行できる人が、他人に不快感を与えず、自分も幸福にすることができるのだと思う。

そんな30代に私はなりたい。

 

 

まずは、並んでいる間にパンを選べるようになるところから始めよう。

また行こーっと。

 

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