美味しい記憶の記録ブログ

アラサーによる飲食店の開拓記録です

【タイ料理@糸島 - 福岡】ドゥワンチャン

時が経つのが早いと感じるのは前回の○○から今回までが単純に長いからだ。

何かをコンスタントにし続けられる人は時の流れを無駄に長く感じることなく生きているのだと思う。

だからか、実際そういう人は若々しい。

一方でその見た目の割に経験や知識が豊富で、自信と余裕が感じられる。

スゴイ人だなと思う。

 

私が「前回の記事」からコンスタントに更新しなかった理由は転職活動をしていて余裕がなかったからですが、おかげさまで無事退職手続きまで終え、やっと書くことを能動的にしたいと思えるようになりました。

余裕がないとか言いつつ、しっかり飲食店の開拓は今年も順調にオーバーペースで、今日時点で140軒を超える新しいお店で美味しいを享受している。

勤務地と住居が変わったことで、今後も開拓は加速待ったなし。

またしばらくは余裕がなくなり、「スゴイ人」のようにコンスタントには書けないと思いますが、美味しいを文章で共有するところまでが私の趣味と言えるよう細々と続けていきます。

 

 

 

 

◆ドゥワンチャン@糸島

 

 

第二の故郷の福岡に転職の報告に行った際、後輩たちが連れていってくれた素敵なお店。

 

福岡市内から車で4050分のドライブに最適な場所、糸島。

今回のお店は、カフェや観光地が並ぶエリアをさらに西に進んだ先の二丈という場所にある。

 

 

ビーチに面した平屋はなんと、タイ料理屋さん。

 

 

 

 

今思えば建物がこだわり過ぎてなくて良かった。

タイ現地でローカルフードを食べるときは大抵着飾っていない屋台だし。

タイ風を押し出し過ぎず、あくまで糸島の風景に調和する外観なのがまた好印象だった。

 

 

 

 

テラス席もロケーションを最大限に活かしていて、海外バケーションかと錯覚すること間違いなし。

 

 



 

 

みんなでシェアハピして色々食べた中でも、衝撃的に美味しかったのが、

『大海老のレッドカレー』。

 

土鍋のような器で運ばれ、蓋を開けた瞬間、「あ、これ美味いやつだ」と脳が認識し、真剣に食べてやるぞという姿勢に変わる。

 

見た目ほど辛くなく、マイルドさとすこーし感じる甘さが絶妙。

なんてったって大海老の出汁と香りが良い感じすぎちゃってスプーンが止まらない止まらない。

一見オイリーだけど、そこまでではなく、むしろ味が薄いタイ米にマッチしてスプーンが進む進む。

最後の一滴まで美味しくて、今まで食べたこの手のカレーで一番だった。

 

 

 

 

普段は食べないパパイヤとかも食べちゃって、タイのビールまで飲んじゃって、調子乗っちゃって、視界の端は空と海で青く、あ〜ここはパタヤだったか〜とバグっちゃって。

 

良い時間と空間だった。

 

 

 

 

 

 

 

私が『帰省』するたびに後輩たちがおもてなしをしてくれる。

私も古い情報かもしれないけれどお気に入りのお店やデートに使えそうなお店を共有し、異動になる前に少しでも福岡ライフを充実させてほしいと願っている。

 

与え合える関係は楽しいだけではなくお互いの人生を豊かにすると思う。

感覚的には「与える・貰う・返す」というより「トレード」に近い。

全く見返りを求めていないというと嘘になるけれど、基本的に倍返し合いが続いている良い関係性である。

 

今回受け手の私は、後輩が私を良いお店に連れて行きたいと思ってくれたその気持ちが嬉しかった。

中身(モノ、金、情報、etc.)は重要ではなく、やはり気持ち。

時間を割いてくれたり考えてくれたりしたことなど、気持ちがないとできないことがたくさん感じられて心も満タンになった。

(もちろん中身も上記の通り最高だった)

 

 

有休消化期間で大切な人たちに会うことができ、多くの人生観を見聞きできた。

こちらの相談に乗ってもらったりもして考え方が豊かになった。

そのうえで、改めて私は与えられる人になりたいと思う。

 

ただ、いつ死ぬか分からず、環境が移り変わる中で、有限な時間とお金と気力をどこに注いでいくかは自分の意思で選択していかなければだ。

さらに言えば、注いでいく対象を選択したら、優先順位も考えて行動に移さなきゃな、とも思った。

 

 

まずは親孝行だな。

 

 

 

文頭から読み直し、おいおい「前回の親孝行」はいつだよ、となってしまった。

転職を機に、時が経つのが早いと感じないよう、丁寧に生きたいと思う。

 

さて、次回のブログはいつになるやら。

 

 

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